梅雨・花粉・共働きと、洗濯物を外に干しにくい事情が増えるなか、「衣類乾燥機」の需要が急速に高まっています。

しかし、ひと口に衣類乾燥機といっても種類はさまざま。乾燥専用のドラム式から、部屋干しのまま乾かせる除湿機タイプまで、選択肢は幅広く「どれを選べばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ドラム式衣類乾燥機4選・衣類乾燥除湿機6選の計10モデルをピックアップし、それぞれの特徴・スペック・おすすめの使い方をわかりやすく解説します。

一人暮らしからファミリーまで、あなたにぴったりの1台が見つかるはずです。

衣類乾燥機の種類と選び方

ドラム式衣類乾燥機とは?

縦型洗濯機とドラム式衣類乾燥機の組み合わせ

ドラム式衣類乾燥機は、ドラム(円筒形の槽)を回転させながら温風で衣類を乾かす乾燥専用の機器です。

洗濯機能はなく、洗濯後の衣類をそのまま投入して使います。

洗濯と乾燥を同時進行できるため、洗濯量が多い家庭や時短を重視する共働き世帯に特に人気です。

乾燥方式は主に「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類があります。

ヒーター式は比較的安価で乾燥速度が速い反面、電気代が高めで衣類への負担もあります。

一方、ヒートポンプ式は低温の温風で衣類にやさしく、省エネ性能も高いのが特徴。

初期費用は高めですが、毎日使うなら長期的にお得です。

衣類乾燥除湿機とは?

衣類乾燥除湿機は、部屋の湿気を吸い取りながら洗濯物に乾いた風を当てて乾かすタイプです。

洗濯物を部屋干ししたまま使えるため、ドラム式のような専用設置スペースが不要で、賃貸やスペースが限られる家庭にも向いています。

除湿方式にはコンプレッサー式(夏向き・省エネ)、デシカント式(冬でも使える・静音)、両方の特性を持つハイブリッド式(1年中使える・高性能)の3種があります。

衣類乾燥を主な目的とするなら、ハイブリッド式が最もバランスが取れておすすめです。

どちらを選べばいい?

ドラム式衣類乾燥機衣類乾燥除湿機
向いている人毎日まとめて乾かしたい部屋干しをそのまま乾かしたい
設置スペース専用スペースが必要置く場所を選ばない
乾燥力高い中程度(機種による)
衣類へのやさしさヒートポンプ式は◎比較的やさしい
価格帯2万〜10万円前後2万〜6万円前後

衣類乾燥機を選ぶ5つのポイント

乾燥方式

毎日使うなら省エネのヒートポンプ式やハイブリッド式がおすすめ。

コストを抑えたいならヒーター式やコンプレッサー式を選びましょう。

容量

一人暮らしなら3〜4kg、2〜3人家族なら5〜6kg、4人以上のファミリーなら8kg以上を目安に。

電気代

1回あたりの乾燥コストはヒートポンプ式で約20〜30円、ヒーター式で約50〜80円が目安。

毎日使うなら差が大きくなります。

設置環境

排水方式(ホース/タンク)や設置スペース、コンセントの位置も事前に確認を。

便利機能

除菌・消臭、ミストケア、センサー自動停止、スマホ連携など、使い勝手を左右する機能も比較してみましょう。

【ドラム式】衣類乾燥機おすすめ4選

パナソニック NH-D605-W

「信頼の定番モデル。迷ったらこれ」

パナソニックの衣類乾燥機ランキング上位の常連モデルです。

乾燥容量6kgで毛布などの大物にも対応し、ヒーター乾燥でしっかりカラッと仕上げます。

操作がシンプルで使いやすく、パナソニックの縦型洗濯機との組み合わせにも最適。

ランドリースペースをすっきりまとめたい方に支持されています。

フィルターのお手入れもしやすく、長く快適に使い続けられる設計が評価されています。

こんな人におすすめ:パナソニック洗濯機ユーザー・はじめて乾燥機を買う方・シンプル操作を求める方

容量6kg
乾燥方式ヒーター式
主な機能毛布乾燥、タイマー、ヒーター乾燥
価格帯7万円台

日立 DE-N60HV

「設置の自由度が高い、使い勝手のよい日立モデル」

日立の人気乾燥機モデルで、ユーザーからデザインのよさと仕上がりの満足度が高く評価されています。

容量6kgのヒーター式で、毛布乾燥・シワ取り機能・タイマーを搭載。最大の特徴は扉の開く向きを左右で変えられる点で、設置環境に合わせてレイアウトを柔軟に調整できます。

引っ越しやレイアウト変更時にも対応できる汎用性の高さも魅力のひとつです。

こんな人におすすめ:日立洗濯機ユーザー・設置場所の向きにこだわりたい方・デザイン重視の方

容量6kg
乾燥方式ヒーター式
主な機能毛布乾燥、シワ取り、タイマー
価格帯6万円台

サンコー ドラム式衣類乾燥機 3kg(DRKT25SWH)

「一人暮らしに最適なコンパクト乾燥機」

省スペースで使えるコンパクトなドラム式乾燥機です。容量3kgで一人暮らしの洗濯量にぴったりのサイズ感。

コンセントがあればどこでも設置でき、マンションの脱衣所にも無理なく収まります。

靴の乾燥にも対応しているのはほかにはない特長で、雨の日のスニーカーケアにも便利です。

価格も1〜2万円台とリーズナブルで、乾燥機を初めて試してみたい方にもおすすめの入門モデルです。

こんな人におすすめ:一人暮らし・コスパ重視・設置スペースが限られる方

容量3kg
乾燥方式電気式(ヒーター)
主な機能毛布乾燥、タイマー、靴乾燥
価格帯2万円台

ハイアール FUWATO(JZ-K90A)

「ヒートポンプ式×大容量9kg。衣類乾燥機の新定番」

ハイアールが展開する衣類ケア乾燥機ブランド「FUWATO」の主力モデルです。

ヒートポンプ式で約65℃の低温乾燥により、衣類を傷めにくくふわっと仕上げながら省エネも実現。

容量は業界最大クラスの9kgで、洗濯と乾燥を同時進行できるのも強みです。

超音波ミストで衣類にシワを伸ばしながら消臭もできる「ミストケア機能」を搭載し、スーツやデリケートな衣類のケアにも対応。

ホース排水とタンク排水の2way方式で工事不要、設置場所を自由に選べます。

こんな人におすすめ:省エネ・衣類へのやさしさ重視・大容量乾燥がしたいファミリー・デリケート衣類が多い方

容量9kg
乾燥方式ヒートポンプ式
主な機能ミストケア、除菌、棚乾燥、2way排水
価格帯12万円前後

【衣類乾燥除湿機】おすすめ6選

シャープ CV-SH150-W

「年間ランキング1位。ハイブリッド×プラズマクラスターの安定感」

価格.comの除湿機ランキングで1位を獲得した実力派モデルです。

コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせたハイブリッド方式で、気温に関わらず1年中パワフルに除湿できます。

「プラズマクラスター25000」で部屋干しの生乾き臭を素早く消臭し、広範囲に干した洗濯物にもしっかり風を届けてスピード乾燥。

本体にホースをつなげば連続排水も可能で、長時間の使用にも安心です。

デザインもすっきりしており、インテリアになじみやすいと評判です。

こんな人におすすめ:1年中使いたい・消臭・除菌を重視する方・オールラウンドに使いたい方

除湿方式ハイブリッド式
主な機能プラズマクラスター25000、自動停止、連続排水
価格帯4万円台

パナソニック F-YEX120B-W

「省エネ特許取得。電気代を抑えて毎日使いたい方に」

パナソニック独自の「エコ・ハイブリッド方式」を採用し、従来品比で消費電力を約69%削減した省エネモデルです。

60Hz時で12.5L/日の高い除湿能力を持ちながら、ランニングコストを抑えられるのが最大の強み。

ナノイーXで衣類を除菌・消臭しながら、ツインルーバーが洗濯物のすき間にも風を送り込んでしっかり乾燥します。

洗濯物が乾いたら自動停止する「カラッとセンサー」搭載で、外出中のつけっぱなしも安心です。

こんな人におすすめ:電気代を抑えたい・大量の洗濯物を毎日乾かす方・共働き世帯

除湿方式エコ・ハイブリッド式
除湿能力12.5L/日(60Hz時)
主な機能ナノイーX、ツインルーバー、カラッとセンサー
価格帯6万円台

三菱電機 サラリPro MJ-P180YX

「圧倒的な除湿パワー。7畳を約19分でカラッとさせる最強モデル」

三菱電機の衣類乾燥除湿機「サラリPro」シリーズの2025年最新モデルです。

コンプレッサー式ながら独自の「冬モード」を搭載し、低温時でも除湿力を落とさず1年中パワフルに使えるのが最大の特長。

7畳の部屋を約19分で湿度90%から50%まで引き下げる圧倒的な除湿スピードは、三菱電機ならではの空調技術の賜物です。

衣類乾燥は1回で6kgまで対応し、下吹きルーバーでふとんやカーペットの湿気まで除湿。

約4.7Lの大容量タンクとホース接続による連続排水にも対応しています。

こんな人におすすめ:除湿パワーを最重視する方・冬場も1年中使いたい方・広めの部屋で使う方

除湿方式コンプレッサー式(冬モード搭載)
除湿能力18L/日(60Hz時)
主な機能冬モード、下吹きルーバー、連続排水、夜干しモード
価格帯3〜4万円台

コロナ BD-H1824

「静音&コスパ重視ならこれ。夜干し派にうれしい設計」

コロナの衣類乾燥除湿機Hシリーズは、3.5万円前後というリーズナブルな価格ながら十分な除湿力を持つコスパモデルです。

静音性の高さがコロナ除湿機の特徴で、夜干しモードに設定するとほぼ気にならないほど静かに稼働します。

寝室と部屋干しスペースが近い間取りや、夜間に洗濯・乾燥を済ませたい方にとって非常に使いやすい設計です。コンプレッサー式のため、主に春〜秋の使用に向いています。

こんな人におすすめ:コスパ重視・静音性を求める方・夜間使用が多い方・初めて除湿機を買う方

除湿方式コンプレッサー式
主な機能夜干しモード、タイマー、衣類乾燥モード
価格帯4万円台

アイリスオーヤマ IJDC-K80

「1台3役で年中活躍。サーキュレーター搭載の多機能モデル」

除湿機・衣類乾燥・サーキュレーターの3役をこなすアイリスオーヤマの人気モデルです。

サーキュレーターの大風量で自然乾燥の約1/8という圧倒的なスピードで衣類を乾かします。

デシカント式を採用しているため冬場でも除湿力が落ちにくく、1年を通じて使えるのも魅力。

1〜2万円台というリーズナブルな価格も支持される理由で、コスパよく多機能な1台を探している方にぴったりです。

こんな人におすすめ:コスパ重視・サーキュレーターも兼用したい方・冬場も使いたい方・一人暮らし

除湿方式デシカント式
除湿能力8L/日
主な機能サーキュレーター一体型、1台3役、衣類乾燥モード
価格帯1〜2万円台

パナソニック F-YHX200B-W

「大家族・広いリビングに。約165cmのワイド送風で一気に乾燥」

パナソニックのハイブリッド式除湿機の大風量モデルで、最大約165cmのワイド送風幅により大量の洗濯物を一度に効率よく乾かします。ツインルーバーが洗濯物を詰めて干しても風をすき間に送り込み、乾きムラを防止。

48兆個のナノイーXで部屋干し臭の原因菌を除菌・消臭し、清潔な仕上がりをキープします。

木造19畳〜鉄筋38畳という広い対応空間で、リビング乾燥を重視する大家族世帯に特におすすめの上位モデルです。

こんな人におすすめ:広い部屋・大家族・大量の洗濯物を一気に乾かしたい方

除湿方式ハイブリッド式
主な機能ナノイーX、ツインルーバー、ワイド送風(約165cm)
価格帯10万円前後

全10選まとめ比較表

カテゴリ製品名方式容量/除湿量価格帯おすすめ対象
ドラム式パナソニック NH-D605-Wヒーター式6kg4〜5万円台定番・はじめての乾燥機
ドラム式日立 DE-N60HVヒーター式6kg4〜5万円台設置自由度・デザイン重視
ドラム式サンコー DRKT25SWH電気式3kg1〜2万円台一人暮らし・コスパ重視
ドラム式ハイアール FUWATO JZ-K90Aヒートポンプ式9kg10万円前後省エネ・大容量・ファミリー
除湿機シャープ CV-SH150-Wハイブリッド式4万円台1年中・消臭重視
除湿機パナソニック F-YEX120B-Wエコ・ハイブリッド式12.5L/日5万円台省エネ・大量乾燥
除湿機三菱電機 サラリPro MJ-P180YXコンプレッサー式18L/日4〜5万円台除湿パワー重視・1年中使いたい
除湿機コロナ BD-H1824コンプレッサー式3万円台コスパ・静音重視
除湿機アイリスオーヤマ KIJDC-K80デシカント式8L/日2〜3万円台多機能・冬場も使いたい
除湿機パナソニック F-YHX200B-Wハイブリッド式5〜6万円台広い部屋・大家族

よくある質問(FAQ)

Q. 衣類乾燥機とドラム式洗濯乾燥機の違いは?

A. ドラム式衣類乾燥機は「乾燥専用」の機器で、洗濯機能はありません。洗濯は別の洗濯機で行い、乾燥だけをこの機器で行います。洗濯と乾燥を同時進行できるほか、乾燥機能に特化しているため仕上がりが高品質なのが特長です。

Q. 衣類乾燥除湿機で本当に乾く?

A. 十分乾きます。特にハイブリッド式は年間を通じて高い乾燥能力を発揮します。

ポイントは洗濯物の間隔をあけて干すこと、風の当たる方向に洗濯物を向けることです。

容量に合った機種を選べば、2〜3時間で大半の衣類が乾きます。

Q. 電気代はどのくらいかかる?

A. ドラム式のヒーター式は1回あたり約50〜80円、ヒートポンプ式は約20〜30円が目安です。

衣類乾燥除湿機はコンプレッサー式で約10〜20円、ハイブリッド式で約20〜40円程度です。

いずれも使用頻度や機種により異なります。

Q. 賃貸でも使える?

A. 衣類乾燥除湿機はコンセントがあれば工事不要で使えるため、賃貸でも問題なく使用できます。

ドラム式乾燥機も多くの機種が排水ホースを繋ぐだけで使用可能ですが、設置スペースの確認が必要です。

ハイアールFUWATOのようにタンク排水に対応するモデルなら、排水工事も不要です。

Q. 花粉対策として使える?

A. 非常に有効です。衣類乾燥機・衣類乾燥除湿機ともに、外干し不要で乾燥が完結するため花粉の付着を防げます。

シャープのプラズマクラスター搭載モデルなど除菌・消臭機能付きのものを選ぶと、さらに効果的です。

まとめ

衣類乾燥機は大きく分けて「ドラム式(乾燥専用)」と「衣類乾燥除湿機」の2タイプがあり、それぞれ向いている使い方が異なります。

ライフスタイルや住環境に合わせて、ぜひ最適な1台を見つけてください。

購入前には必ず各メーカーの公式サイトや家電量販店で最新の型番・価格・仕様をご確認ください。